【SDGs QUESTみらい甲子園】東海大会で「優秀賞」受賞!!~新聞掲載~
2025年4月7日(月)
3月15日(土)に「SDGs QUESTみらい甲子園 東海エリア大会 ファイナルセレモニー」が行われ、環境SDGsプロジェクトの8名が「アクションアイデア優秀賞」を受賞しました。
「SDGs QUESTみらい甲子園」は、高校生がチームで社会課題解決のアクションアイデアを考えるコンテストです。高校生がチームで主体的にSDGsを探究し、様々なアクションアイデアを創出・発表・表彰する大会です。
本校の有志メンバーで構成されている「環境SDGsプロジェクト」の8名がこの大会にエントリーしました。2015年からスタートした「浜と松プロジェクト」は、先輩から後輩へ受け継がれ、年々活動の幅が広がっています。官民学が一体となり、防潮堤への植林や松林の手入れなどを通して災害に強く美しい海岸林を守り、後世へ残すために今も活動を続けています。
このような活動を評価していただき、準優勝にあたる「アクションアイデア優秀賞」をいただくことができました。たくさんの方にこの活動について知っていただく機会となり、大変嬉しく思っています。ありがとうございました。
ファイナルセレモニーで発表された内容について、朝日新聞の朝刊に掲載されたのでご紹介します。
3月15日(土)に「SDGs QUESTみらい甲子園 東海エリア大会 ファイナルセレモニー」が行われ、環境SDGsプロジェクトの8名が「アクションアイデア優秀賞」を受賞しました。
「SDGs QUESTみらい甲子園」は、高校生がチームで社会課題解決のアクションアイデアを考えるコンテストです。高校生がチームで主体的にSDGsを探究し、様々なアクションアイデアを創出・発表・表彰する大会です。
本校の有志メンバーで構成されている「環境SDGsプロジェクト」の8名がこの大会にエントリーしました。2015年からスタートした「浜と松プロジェクト」は、先輩から後輩へ受け継がれ、年々活動の幅が広がっています。官民学が一体となり、防潮堤への植林や松林の手入れなどを通して災害に強く美しい海岸林を守り、後世へ残すために今も活動を続けています。
このような活動を評価していただき、準優勝にあたる「アクションアイデア優秀賞」をいただくことができました。たくさんの方にこの活動について知っていただく機会となり、大変嬉しく思っています。ありがとうございました。
ファイナルセレモニーで発表された内容について、朝日新聞の朝刊に掲載されたのでご紹介します。
朝日新聞 2025年3月30日(日)掲載
SDGs QUEST みらい甲子園
🔱東海エリア大会 受賞作品発表
高校生が、地球や社会の問題解決に向けたアイデアを発表するコンテスト
「SDGs QUEST みらい甲子園」。新学習指導要領にも記載される〝持続可
能な社会の担い手”を育てるため、SDGsを起点に課題を探究し、考え、行
動することを促すもので、2019年度に始まり、2024年度は全国エリアに広
がっている。東海エリアは2020年度よりスタートし、本年度は愛知・岐阜・
三重・静岡から188チーム・819名がエントリー。最終選考に残った12チー
ムが集い交流するファイナルセレモニーが3月15日にメ~テレ名古屋テレビ
放送内で開催され、受賞チームが決定した。
🔱東海エリア大会 受賞作品発表
高校生が、地球や社会の問題解決に向けたアイデアを発表するコンテスト
「SDGs QUEST みらい甲子園」。新学習指導要領にも記載される〝持続可
能な社会の担い手”を育てるため、SDGsを起点に課題を探究し、考え、行
動することを促すもので、2019年度に始まり、2024年度は全国エリアに広
がっている。東海エリアは2020年度よりスタートし、本年度は愛知・岐阜・
三重・静岡から188チーム・819名がエントリー。最終選考に残った12チー
ムが集い交流するファイナルセレモニーが3月15日にメ~テレ名古屋テレビ
放送内で開催され、受賞チームが決定した。
オイスカ浜松国際高等学校 「アクションアイデア優秀賞」
地域参加型Eco-DRR
浜と松プロジェクト
❝災害に強く美しい海岸林”を 地域と共に未来へつなぐ
優秀賞を獲得したチームが取り組むEco-DRRとは、生態系を活用する防災・減災のこと。「東日本大震災以降、海岸林への地域の意識が変化し、学校でも復興ボランティアの参加時にその重要性に気づいた」ことからプロジェクトはスタートした。海岸の松が害虫被害などで減少している問題に対し、市民団体や行政と共にさまざまは企画を実施。抵抗性クロマツの苗木を自分たちで育て、植栽を研究するほか、愛着を育む「海岸林 子供の森プログラム」では、苗木に名前を付けて植え、アプリで記録するアイデアを打ち出す。「SDGs野菜プロジェクト」では、落ち松葉や下草を使う循環型堆肥(たいひ)で育てる野菜にブランド化や家庭菜園普及を目指す。津波・飛砂・潮風からの住民や農作物の保護に加え、緑化やゴミ削減による低炭素化など、多様な効果を想定する活動を今後も拡大していく。
<受賞者メッセージ>
何年も先輩たちがつないできたプロジェクトが、発表できるまでに成長しました。観光保全や景観保護の活動は地道で、形がないため成果が見えにくく、評価されにくいのですが、今回の受賞で活動してきたことが正しかったと実感でき、継続の意思を新たにしています。つながりを大切にして取り組んでいきたいので、応援よろしくお願いします。
<審査を終えて>
このアイデアは、まさしく「Transforming Our World!(トランスフォーミング・アワー・ワールド:我々の世界を変革する)」というSDGsの本質を示している。つまり、世界(地域社会)のあり方を根本的に変革していく取り組みで、「個人の意識」と「社会システム」の両者を変えようとするもの。このチームは参画と連携によってEco-DRRの種まきがジブンゴト化という個人の意識変化を、さらに地域の生態系で防災・減災を実現し、地域社会の未来をトランスフォーム(完全に変えてしまおう)と想定したと理解できる。しかし地域環境の変革は容易ではない。眼に見えて大きく変わらないから時間はかかる。その種まきがどのように地域社会を変え始めているのか、早く知りたいものだ。
【優秀賞プレゼンター】三輪 昭子
NPO法人フェアトレード名古屋ネットワーク代表理事/
一般社団法人SDGs大学 学監(初代学長)/
日本福祉大学経済学部、名城大学経営学部、愛知大学経営学部 非常勤講師
地域参加型Eco-DRR
浜と松プロジェクト
❝災害に強く美しい海岸林”を 地域と共に未来へつなぐ
優秀賞を獲得したチームが取り組むEco-DRRとは、生態系を活用する防災・減災のこと。「東日本大震災以降、海岸林への地域の意識が変化し、学校でも復興ボランティアの参加時にその重要性に気づいた」ことからプロジェクトはスタートした。海岸の松が害虫被害などで減少している問題に対し、市民団体や行政と共にさまざまは企画を実施。抵抗性クロマツの苗木を自分たちで育て、植栽を研究するほか、愛着を育む「海岸林 子供の森プログラム」では、苗木に名前を付けて植え、アプリで記録するアイデアを打ち出す。「SDGs野菜プロジェクト」では、落ち松葉や下草を使う循環型堆肥(たいひ)で育てる野菜にブランド化や家庭菜園普及を目指す。津波・飛砂・潮風からの住民や農作物の保護に加え、緑化やゴミ削減による低炭素化など、多様な効果を想定する活動を今後も拡大していく。
<受賞者メッセージ>
何年も先輩たちがつないできたプロジェクトが、発表できるまでに成長しました。観光保全や景観保護の活動は地道で、形がないため成果が見えにくく、評価されにくいのですが、今回の受賞で活動してきたことが正しかったと実感でき、継続の意思を新たにしています。つながりを大切にして取り組んでいきたいので、応援よろしくお願いします。
<審査を終えて>
このアイデアは、まさしく「Transforming Our World!(トランスフォーミング・アワー・ワールド:我々の世界を変革する)」というSDGsの本質を示している。つまり、世界(地域社会)のあり方を根本的に変革していく取り組みで、「個人の意識」と「社会システム」の両者を変えようとするもの。このチームは参画と連携によってEco-DRRの種まきがジブンゴト化という個人の意識変化を、さらに地域の生態系で防災・減災を実現し、地域社会の未来をトランスフォーム(完全に変えてしまおう)と想定したと理解できる。しかし地域環境の変革は容易ではない。眼に見えて大きく変わらないから時間はかかる。その種まきがどのように地域社会を変え始めているのか、早く知りたいものだ。
【優秀賞プレゼンター】三輪 昭子
NPO法人フェアトレード名古屋ネットワーク代表理事/
一般社団法人SDGs大学 学監(初代学長)/
日本福祉大学経済学部、名城大学経営学部、愛知大学経営学部 非常勤講師