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6mを超えるヘチマのクジラを展示~新聞掲載~


2024.12.25㈬

12月22日(日)、23日(月)に鴨江アートセンターで6メートルを超えるヘチマのクジラの展示会がありました。これは明治時代に浜松市が国内最大のヘチマ産地だった歴史を伝え、またヘチマをたわしとして使うことで環境保全を訴えるイベントです。

市民団体「浜松へちま・ミライ」を中心に、近隣の小学校などと一緒に本校の生徒もヘチマの栽培からクジラの制作まで携わってきました。(その詳細はこちら
こうした活動を通して、環境について考えるきっかけになっているといいなと思います。

中日新聞 12月21日(土)掲載

6メートル超、ヘチマのクジラ 
浜松で歴史を伝える企画展


明治時代に浜松市が国内最大のヘチマ産地だった歴史を伝える企画展が22、23両日、鴨江アートセンター(中央区鴨江町)で開かれる。会場には全長6メートル超のヘチマたわしで覆ったクジラの像をつるす。クジラにヘチマを付ける体験や講演がある。主催する市民団体の五明三佳代表(54)=中央区深萩町=は「浜松でまたヘチマが注目され、環境問題を考えるきっかけになれば」と願う。
クジラの像は、ヘチマ加工業「丸加産業」(浜名区中条)で商品化できなかった125本を使った。たわしにもなる乾燥した実を輪切りにし、一部を藍やアカネで染めた。竹や針金の骨格の周りをひもでつないだヘチマの輪切りで覆った。ヘチマ栽培に協力した村櫛小学校(中央区村櫛町)やオイスカ浜松国際高校(同区和地町)の児童生徒ら40人が協力して作った。
企画展では、来場者がクジラにさらにヘチマをつないだり、有料で草木染を体験できたりする。22日午後2時から講演会。丸加産業の高林祐子さんと、ヘチマ栽培に尽力した織田利三郎(1857-1923年)が創業した市内の玩具店「カスミヤ」の現店主織田里香さんが登場し、生産現場や織田の歴史を語る。
企画した市民団体「浜松・へちま・ミライ」はヘチマを育て、たわしとして使うことで環境保全を訴えている。午前10時~午後8時、23日は午後5時まで。入場無料。(高島碧)