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庄内学園6年生が来校 マングローブから環境問題を考える ~新聞掲載~


2024.7.8
7月2日(火)に庄内学園6年生が、本校の浜名湖沿岸部で育てているマングローブの見学にきてくれました。

マングローブの管理を担っている事務長から、マングローブとそれを取り巻く環境問題についてお話させていただきました。

事務長から「マングローブを育てるのに一番大変なことはなんでしょう?」と問いかけると、
子どもたちからは「気候」といった答えが上がります。
「それもありますが、実は一番の問題はゴミなんです!」と話すと、子どもたちの驚いた様子が伺えました。

場所を移動し、マングローブが生えている浜名湖岸に行くと、この日は大雨の後で、実際多くのゴミが漂着していました。マングローブの観察もしつつ、これらを大切に育てるためにもゴミなどの環境問題にも目を向け一緒に考えていく、生きた学習の場となりました。

その様子が、7月4日(木)静岡新聞に掲載されましたので、ご紹介します。

□■■7月4日(木曜日) 静岡新聞 朝刊 ■■□

マングローブ じっくり観察
庄内学園児童 環境問題に理解深め

 浜松市中央区の小中一貫校、庄内学園の小学6年生約50人が2日、総合学習の一環で浜名湖に隣接するオイスカ浜松国際高(同区)を訪ねてマングローブを観察し、環境問題への理解を深めた。

 マングローブの管理を担う同校の中村勝年事務長が特性などを解説した。「一番の敵は人間がポイ捨てしたごみ」と強調し、雨の翌日に川から流れ着いたペットボトルや発泡スチロールごみがマングローブ周辺に集まり、悪影響を及ぼしていることを説明した。同校生徒が当番制でごみを片付けていることも紹介した。
 児童は湖岸に移動し、栽培しているマングローブの育成品種「メヒルギ」の葉や根を観察したり、湖の生き物を探したりした。漂着したごみの量の多さに驚いた様子の児童も見られた。
 中山さん(11)は「環境を守るため、必要のないものは買わない。自分にできることをやりたい」と話した。マレーシアのマングローブを見たことがあるという幸田さん(12)は「根の生え方など気候や環境によって育ち方が違うことが分かった」と語った。
(浜松総局・小林千菜美)