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1年生を対象に、心理教育プログラムを行いました


2024.1.16
本校では、令和5年度より「オイスカ教育相談センター」を開設しました。在籍生徒が心身ともに健康的な高校生活を送るため、特に精神面でのフォローをするプロジェクトチームです。臨床心理士・公認心理師の資格を持つ教諭と、養護教諭3名、とスクールカウンセラー(非常勤)で構成し、生徒たちの心の健康を見守っています。

心理教育プログラムとして1年生を対象とした授業を行いました。「自立性」と「対人関係性」を育成し、自立性を高めることで心身の健康を保ち、良好な人間関係が保てるようにプログラムを実施しました。この日は11HRで授業を行いました。今後3月までの間に1年生全てのクラスで実施予定です。

だまし絵や、錯覚などで脳が判断を誤ってしまうことがあるという事を理解した上で、生徒たちはグループディスカッションで「ついやってしまうこと」を話しあいました。ついやってしまうことの中には、良いことと悪いことがあります。生徒たちは、ついやってしまって後悔してしまうことの負の連鎖をどうやって食い止めたら良いのかを考えました。
臨床心理士であり公認心理師の資格を持つ先生は、『「マインドフルネス」を行うことで問題解決に向かうことがある』と、実際の事例を取り上げて生徒たちに紹介しました。「マインドフルネス」とは、過去や未来ではなく、今・ここで起こっているものごとを体験し、ただ目の前のことに集中する状態を指します。目を閉じて、自分自身に集中することで、新しい考え方が浮かぶことがあるそうです。
自分自身や、自分の行動、考え方を見つめ直すことで、より良い考えや習慣が生まれるかもしれません。ぜひみなさんも体験してみてくださいね。