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「男女共同参画セミナー ~多様性を認め合う社会~」


2023.11.8
ファシリテータズ静岡の杉山恵子代表をお招きして、男女共同参画セミナーとして「多様性を認め合う社会」というテーマで、全校生徒に向けて講演をしていただきました。これは、浜松市西区役所が本年度からスタートさせた「みんなが住みよい西区セミナー」の一環として開催されました。
グローバル社会の一員として世界に羽ばたく直前の世代である生徒たちに、LGBTQ含めたジェンダー問題について、基礎的な知識と対応について学ぶ機会を設けました。中日新聞でも取り上げられましたので、紹介させていただきます。
□■■11月7日(火曜日) 中日新聞 朝刊 ■■□

性の偏見 決めつけないで
オイスカ国際校でLGBTQ講座

 性の少数者(LGBTQ)について学ぶ講座が、浜松市西区のオイスカ浜松国際高校で開かれた。全校生徒約420人が性的思考や性自認について知識を深めた。
 浜松市を中心に男女共同参画社会について出前授業をする市民団体「ファシリテーターズ静岡」(西区)の杉山恵子代表(65)が講師を務めた。杉山さんは、LGBTQなどについて説明した後、生徒に向けて「普通って何でしょう」と問いかけた。
 生徒は「当たり前のこと」「世間の認識のこと」などと答えた。一方で杉山さんは「偏見をなくすためのキーワードは『決め付けないこと』」と説明し、誰しも先入観に基づいて判断してしまっていると指摘。「男とか女とか関係ない。必要なのは個性と能力。全ての人が多様性を認め合う社会であってほしい」と呼びかけた。
 生徒会長の山田さん(17)は「漠然とした知識しか持っていなかったので、これからは男女で分けて決め付ける考えはなくしていきたい」と語った。
(長谷川竜也)