「めひるぎ祭」の由来となっているのは、マングローブの「メヒルギ」です!
2023.6.13
オイスカ浜松国際高校の西側に位置する庄内湖で育てている「メヒルギ」。去年の8月に咲いた花が、親樹についたままの状態で果実となります。今年も、早果実の先端から、ピョコっといんげんのような細長い緑色の種が発芽して、伸び始めています!
オイスカ浜松国際高校の西側に位置する庄内湖で育てている「メヒルギ」。去年の8月に咲いた花が、親樹についたままの状態で果実となります。今年も、早果実の先端から、ピョコっといんげんのような細長い緑色の種が発芽して、伸び始めています!
メヒルギの成長には、とても時間がかかります。70㌢ほどになるまでに2~3年、100~120㌢ほどになるまでには5~7年かかります。本校の一番大きな、2mほどのメヒルギで26年育っています。
私たちがメヒルギを育てているのには理由があります。メヒルギは1haあたりの二酸化炭素の吸収量が、日本の森林の二酸化炭素吸収量の2倍。また、その根によって干潟の表面構造が複雑になり、様々な生物の隠れ家となることで多様な生態系が生まれます。それだけではありません!津波などから守ってくれる「防波堤」としての役割も期待されています。
このように、さまざまな環境に良い影響を増やしていけるよう本校では長年メヒルギの定植活動を続けています。毎年少しずつ成長していく「メヒルギ」を、多くの方に観察していただけたらと思います。
私たちがメヒルギを育てているのには理由があります。メヒルギは1haあたりの二酸化炭素の吸収量が、日本の森林の二酸化炭素吸収量の2倍。また、その根によって干潟の表面構造が複雑になり、様々な生物の隠れ家となることで多様な生態系が生まれます。それだけではありません!津波などから守ってくれる「防波堤」としての役割も期待されています。
このように、さまざまな環境に良い影響を増やしていけるよう本校では長年メヒルギの定植活動を続けています。毎年少しずつ成長していく「メヒルギ」を、多くの方に観察していただけたらと思います。