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「ゴマを食べてご満足」プロジェクト!~ゴマ搾り体験~


先月スタートした、村松製油所の木下社長が教えて下さるプロジェクト「ゴマを食べてご満足」。
これは、ゴマ油の生産を通して「生産者」「製造者」「販売者」「消費者」を体験するというもので、社会の縮図ともいえるすべての立場を体験できる貴重なプロジェクトです。
また、このプロジェクトは「国語表現」の授業の中で行うという新しい取り組みでもあります。このプロジェクトを通じて、生徒たちには表現方法や、記録、伝達や、外部への情報発信などのさまざまなスキルを高めることも目的としています。

前回は「生産者」として、班ごとに三種類のゴマの種を蒔きました。今現在、毎日水やりをして、成長記録をつけています。1週間ほどで発芽しました!今後の成長も、クラス全員で見守っていきます。

今日は、「生産者」としてゴマ搾り体験をしました!ゴマは、木下社長が持ってきてくださったものを使用しました。
各班300gのゴマを、機械を使って搾りました。ゴマを搾り始めると、教室内はゴマの香ばしい香りでいっぱいになり、生徒たちは、ゴマ油が搾られて出てくる様子に釘付けとなりました。

ゴマを300g量り、各班に配ってくれたチーム。

最初にゴマを機械で搾ったチーム。

ゴマを搾ると、ゴマの「カス」と「ゴマ油」が出てきます。ゴマの「カス」は、かつお節のような形でニョキニョキ出てきます。熱により、乾いた状態になっているので、食べるとサクサクしています。少し塩を混ぜてふりかけにしたり、揚げ物の衣にしても美味しいそうです。生徒たちも、味見をして、袋に取り分けてすべて自宅に持ち帰りました。

搾ったゴマ油は、瓶に移しました。このゴマ油は、1週間ほど置き沈殿させるそうです。この後、ゴマ油と、沈殿物に分離されるの観察しながら待ちます。班によって、搾る温度を変えたので、出来上がったゴマ油の違いなども味わうことができるとのこと。仕上がりが楽しみですね。沈殿物は、練りゴマになるそうです。最後に木下社長は、「ゴマを搾る工程で出たものは、すべて美味しく食べられるので、余すことなくすべて美味しくいただけるようにしましょう」と生徒たちに「食の大切さ」を教えてくれました。