本日月曜日は、全校朝礼を行いました。
校長先生からのお話しでは、１年を２４の季節に分ける「二十四節気」についてのお話しがありました。
「今月は５月５日の『立夏』と５月２１日の『小満』の２つがあります。『立夏』は、夏の気配を感じる時季になったことを表す言葉です。もうひとつの『小満』は、万物がすくすくと成長する時期を示しています。二十四節気は、日本の美しい季節の移り変わりや日本の文化習慣を表現しており、２・３年生には何度も話をしてきました。１年生はこれを機会に二十四節気について調べ、季節や文化を感じる生活を心掛けてみてください。」とお話されました。

それから、本年度あらたに設定された「スクール スローガン」についてのお話がありました。
「本校のスクール スローガンは『チャレンジング スピリット～本気の挑戦～』です。皆さんは、何に挑戦するか決めましたか？漠然とした問いかけでは考えがまとまらないかもしれませんので、本日は「３年間かけて挑戦する目標」を考えることを皆さんにお勧めします。３年間というと１年生はまさに高校生活の全て、２・３年生は卒業後の進路先での生活も含めた少し長いスパンの挑戦目標となります。私自身も３年かけて何に挑戦するか考えてみました。私は３年かけて、オイスカ浜松国際高等学校を「誰一人残さない、かつ、生徒・保護者・教職員の満足度が高い学校にする」ことに挑戦したいと考えています。そのスタート年度の本年度に行った校名変更は、まさに様々な改革のスタート、皆さんとともに新たな学校作りを目指して、本気で挑戦することを約束します。」

「長期スパンの挑戦目標を達成するためには、できるだけプラス思考で物事を考えることが大切です。そこで本日は、思考や考え方を変えることが運命を変えることにつながる…という有名な名言を紹介します。それは『マザーテレサ』の言葉です。マザーテレサは、恵まれない人々に手を差し伸べる偉大な活動を通してノーベル平和賞を受賞した方です。その言葉は
『思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
　言葉に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
　習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
　性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。』という名言です。
最初の思考・強い思いがあれば、発する言葉が変わり、行動・習慣・性格が変わり、最終的には運命までも変え、夢が叶うという内容です。ぜひこの言葉を胸に、絶対にあきらめない、必ずやり遂げる自分にとっての３年間の本気の挑戦を考えてみましょう。」

最後に
「その３年間の本気の挑戦が設定できれば、目標達成に向けて逆算すると、この１年間は何を頑張るか…そして今月は何を頑張るか…等の身近な目標設定が可能になるかと思います。まずは一番身近な全校生徒共通の挑戦として、この中間テストに全力で取り組むことをお願いします。挑戦する精神を常に心掛け、大きな夢に向かって頑張っていきましょう」と、全校生徒に向けてエールを送ってくださいました。