自然科学部が水質検査を行っています!~20年以上続くデータ採取~
オイスカ高校は、浜名湖に隣接しています。その浜名湖の隣接する干潟部分に24年前からメヒルギ(マングローブの一種)の植林を行っています。今では、人の背丈を超えるほどに成長しています。毎年種を採取して、植林を続けているので、メヒルギの数も増えました!
メヒルギは1haあたりの二酸化炭素の吸収量が、日本の森林の二酸化炭素吸収量の2倍。また、その根によって干潟の表面構造が複雑になり、様々な生物の隠れ家となることで多様な生態系が生まれます。それだけではありません!津波などから守ってくれる「防波堤」としての役割も期待されています。こんな理由から、オイスカ高校では、メヒルギの植林と保護を継続して行っています。
また、もう一つメヒルギの植林を始めた当初から続けているのが、近隣の川の水質調査です。メヒルギによる、水質浄化の作用がどのように働いているかを調べるために、この日も自然科学部のメンバーが、月に2回の水質検査を行っていました。
また、もう一つメヒルギの植林を始めた当初から続けているのが、近隣の川の水質調査です。メヒルギによる、水質浄化の作用がどのように働いているかを調べるために、この日も自然科学部のメンバーが、月に2回の水質検査を行っていました。
学校横の水路で、まずは、水温を測ります。その後水を採取して、水質検査を行います。今は、先輩たちから水質検査のやり方を学んでいる1年生たち。20年以上継続してきた水質検査を継続させて、メヒルギの植林による影響なども調べていきたいと思います。